出版の「セカンド・オピニオン」、承ります。

じぶん出版ラボでは、来週開催する出版個別相談会のご参加を受け付けていますが、
こちらは出版に関する相談会なので、

「出版社との契約を控えているが、少し心配」
「すでに本を出版したが、もう少し売れるようにしたい」

という方にも、ご参加いただければと考えています。

そう、セカンド・オピニオンの出版バージョンです。

もちろん、コンテンツの中身や条件次第ではありますが、
電子出版ならではのご提案もできると思います。気になった方はご一読ください。

◆本当に「紙で、書店売り」でいいかを再考する

近年になって、日本でもようやく電子出版の存在が知られるようになりましたが、
それ以前は、出版といえば紙の本を作り、書店で販売するというスタイルが標準でした。
そのため、電子出版の経験がない出版社や編集者は、
よくわからない電子出版は最初から除外し、従来通りのスタイルで提案をします。

もちろん私も、これまで手がけた本のほとんどは紙の本、そして書店売りをしており、
これらを否定する気は毛頭ありません。

ただ、電子出版に向いているコンテンツというのも、存在すると思います。

例えば、デジタルデバイスや今後注目されるAI、VRといった技術、
それらの活用ノウハウなどをまとめた本ならば、
アナログな紙の本のみ出版すると、なんとなく説得力に欠けるでしょう。

また、読者ターゲットを10~30代前半で想定した本であれば、
わざわざ書店に並べるよりも、
「Amazon Kindleストアで(紙の本より)安く販売する」方が得策です。

ほかにも予算、販売期間、改訂する頻度、分野のニッチ度、話題性、SNS等のプロモーション
など、条件によっては電子出版が適しているケースがあると思います。

ありがたいことに私は、金風舎さんの多大なご協力により、手がけた本で
先月、先々月とAmazonカテゴリ第1位を獲得しました。

この2つは、確実に「電子出版向き」だったと思います。

まだ出版契約を交わしていないのであれば、再考することをオススメします。
もちろん、相談会へお越しくださっても結構です。

◆改訂版、PR本をつくるという方法も

すでに本を出版した著者さんの中には

「作ってから、本を売るのにずいぶん苦労した」
「実は自宅や事務所に、在庫となった本がかなり残っている」

という方もいると思います。

とくに自費出版された方は、プロモーション費用も別途かかるため、
ご自身でセミナーや講演会を開きながら、長期間かけて少しずつ販売することもあるでしょう。

もちろん本は即時性を求めるものではないにしても、情報の鮮度は、新しい方がベターです。
かといって改訂版を出すといっても、
また多額の費用を投じて出版するのは大変な負担になります。

そうした方にも、電子出版は一つの選択肢といえます。
そもそも印刷・製本や流通などの中間コストが抑えられますから、
費用は圧倒的におさえられます。

また、出版した本ダイジェスト版、誘導するための入門書など、
もともと出版した本を売るためのツールとしても活用できるでしょう。

こうした提案も、出版社に所属する編集者はできませんが、
私の立場(フリーランスの書籍編集者)なら、
著者さんにとっての最善策を一緒に考えられます。

専門家の「第2の声」も聞いてみてはいかがでしょうか。
参加ご希望の方は、ぜひ下記「問い合わせフォーム」からお申し込みください。

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