2015.11.01

健康になる野菜・ならない野菜: 自然界から見た、食の原理原則

  • 著者:清水流美
  • 発刊日:2015/11/1

次から次へと沸いてくる健康法やダイエット法を次々と試し、お金と時間と心を常に使い、それさえ当たり前になって、おかしいとも思わなくなってしまっているのが今の社会です。

でも、その健康法やダイエット法で、どれだけの人が健康になったでしょうか?
このまま次から次へと来る健康トレンドを追っていればいつか健康な社会になるとはとうてい思えません。

視線を少し変えて、これだけたくさんの人が病気になるのがそもそもおかしいという前提、そして「なぜ病気だらけなのか」という疑問を持ち、当たり前に健康でいる自然界の動植物を観察したとき、そこにヒントが見えてきます。

野菜だからヘルシー、オーガニックだからヘルシー。それは人間界が作り上げた常識であり、本質的には、野菜だからオーガニックだからヘルシーとは言えません。

本書は、自らの重度な花粉症がきっかけで健康オタクになり、有機農業の世界に入った著者が最終的に「自然界をお手本にする」ことを学び実践する中で20年来の花粉症を克服した経験による「健康になる野菜とは?」がテーマの体験談です。

大切な時間とお金と心を「健康」のための情報収集、絶えず実践のために使うのではなく、「健康」を当たり前に享受し、自らの人生のために時間を使える社会になってほしい、と願っています。

 

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